いったい女性は、どこから情報を仕入れてくるのか。
いつもいろんな情報を持っているものです。
その情報収集能力は、CIAにも匹敵するほどだと思います。
今回、カミさんが仕入れてきたのは、カフェ風のおそば屋さん。蕎麦カフェとか、カフェ蕎麦という感じらしいです。
「蕎麦屋は、やっぱり日本風で、蕎麦一本で勝負しているような店じゃなきゃ」というほどの蕎麦好きというわけではありませんが、カフェで蕎麦なんて、あんまり・・・。
「どうせ行ったらガッカリするんだろうな・・・」
というくらいの気持ちで、今日もカミさんに従いました。
蕎麦が食べられる 西庵カフェ
その蕎麦カフェがある場所は、「世田谷区岡本」という場所。
ひっそりとした高級住宅街で、有名人・大物政治家なども住んでいるような場所です。
ユーミンとか仲代達矢とかも。
「西庵」というカフェがある岡本は、とてもいい場所なのですが、交通の便がちょっとばかり不便。
二子玉川駅から徒歩20分、用賀駅から15分という場所です。
まあ、散歩がてらにはちょうどいい距離かもしれません。
その日は、雨が降っていたので、二子玉川駅からバスで「静嘉堂文庫」まで行き、美術品を鑑賞してから西庵に行くことに。歩いて5分くらい。
「聖ドミニコ学園中学校」の真ん前、住宅街の中に溶け込むようにして存在していました。
第一印象は「庭がとってもきれいなおしゃれな、隠れ家的なカフェ」という印象。
「ここでお蕎麦が食べられるの?」と疑いたくなるような、素敵なカフェです。
天気の良い休日の西庵は、かなり混みそうな予感
到着したのは、午後1時頃。
お昼を食べ終わった人たちが、ちょうど出たタイミングだったのでしょうか。
空席がいくつかありました。
その日曜日は朝から雨が降っていたこともあり、普段よりも空いていたのでしょう。
10分もすると満席になり、外で待つお客さんの姿もちらほら。
天気のいい休日は、かなり混みそうな感じがします。
さて、今回注文したのは、もちろんお蕎麦。
店員さんにカレーも勧められましたが、カフェ蕎麦がどんなものか、試したっからです。
かき揚げ手打ち蕎麦のドリンクセット。
ニシアン手打ち蕎麦のドリンクセット。
を注文。
2人で外食するときは、同じものを頼まず、違うものを注文して互いに一口ずつ味見するというのが、我が家の暗黙のルール。
同じものを注文すると、
「あれも食べてみたい、これも食べたい」
というカミさんに後で、ブーブー言われてしまうので、必ず別のものを注文しなければなりません。
「こんな部分でも、世界はカミさんを中心に回っているんだなぁ〜」と痛感させられます。
さてお味はというと、これがなかなかでした。
特にカミさんが頼んだ(下の写真)ものは、温かい汁にネギ、春菊などが入っており、味が絶妙でした。
もう一つ気に入ったのは、お蕎麦の量です。
少なすぎず、多すぎず、ちょうどいい量なのです。
老舗蕎麦屋さんなどに行くと、「えっ! たったこれだけの量?」と、とんでもなく少ないことに驚きますが、西庵の蕎麦の量は、上品さを保ちつつもお腹を満たせるほど良さでした。
それにしても、店内も店内から見えるお庭も、とてもいいセンス。
小さなお庭ながらも四季折々の植物が楽しめるよう、さまざまな植物がありました。
季候の良い日には、テラス席が気持ちよさそうです。
素敵ですよ。