祭りだ、わっしょい! 世田谷パン祭り 2015

「ワッショイ、ワッショイ♪」とはしゃぐカミさん。

「わくわくしすぎて眠れないかも」なんて、まるで遠足前日の小学生のような興奮ぶりです。
それもそのはず。パンとお祭りが好きなカミさんにとっては、そのの両方が一緒になったイベントなんて刺激が強すぎます。

そんなカミさんとは対照的に、世田谷パン祭りを初めて知ったぼく。

どうやら世田谷パン祭りとは、世田谷のパン屋さんを中心に全国のパン屋さんと日本中のパン好きが集まるパンの祭典のことらしいのです。

開催場所は東京世田谷区の三宿(みしゅく)というところ。

三軒茶屋駅もしくは池尻大橋駅から徒歩10分ほどの場所。

「IID 世田谷ものづくり学校」という、2004年に廃校となった池尻中学校の校庭と体育館がメイン会場みたいです。

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カミさんにとって「死ぬまでに一度は行ってみたいイベント」のうちの1つということで、2015年10月3日に行ってみました。
午前11時半ごろ到着して驚かされたのは、人の多さ。
すでに数百人ほど並んでいました。

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係の人が「最後尾」というプラカードを持って会場整理をしているほど。

よくわからないまま、とにかく列に並ぶカミさんとぼく。
並んで様子を観察してみると、どうやらこの長蛇の列は、パンを販売しているエリアに入場するため。

テントを張ったエリアに複数のパン屋さんが並び、そこでパンを販売しているようです。
その一画に入るために入場制限がかかっているのです。

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パンの販売エリアと言っても、とても小さなもの。
運動会などで使われる大きめなテントがいくつか並んでいるだけ。

列の長さ、動き具合から判断して、入場できるようになるまで30分くらいはかかりそう。
その日は晴天で、汗ばむ陽気。
太陽の日差しが照りつける久々の陽気です。
下手したら熱中症になってしまいかねない暑さ。

予想外の人の多さと暑さにひるみ、いきなり「帰ろうか」と弱音を吐くカミさん。
内心『ふざけんなよ』と思いつつ、弱音を吐くカミさんを励ましながら、とにかく待ちました。

待つこと30分。
一本の日傘で日をよけながら、どうにかこうにか暑さに耐えました。
持ってきた飲み物は、すでになくなりかけ、すぐにでも水分補給しなければ、軽い熱中症になってしまいそうでした。

でも、会場は学校。
見渡してみても自動販売機などは、見当たりません。
(後で知ったのですが、校舎の中に飲料の自動販売機がありました。1階は人が並んでいましたが、2階はガラガラ)

販売エリアは、有名デパートのセール以上の人だかり。
人気のパン屋さんは、人が多くてどんなパンを売っているのかすら見えない状態です。

というわけで、「おいしそうだと思ったパンは、ちゅうちょせず買う」という作戦を立てて、人混みと格闘しながら手当たり次第にパンを買いまくることに。

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カレーパン、クリームパン、くるみパン、きのこパン、おにぎりパン、あんパンなど、全部で9つを購入。

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パンの販売エリアを出て、テント下のテーブルと椅子がセットされている飲食エリアで、さっそくいただきました。
お腹がすいていたこともあり、どれもこれも美味。
天気の良い、外での食事は基本的においしいもの。
しかもパン祭りなんて、パン好きなら名前を耳にしただけでヨダレものイベントです。
おいしくないはずが、ありません。

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満足したとろこで、帰ろうと思って学校を出ると、外にはまたしても長蛇の列。
ぼくらが並んでいた行列よりもはるかに長いようです。
この行列は、体育館のパンエリアに入るためのもの。

今回は体力・気力切れで、体育館エリアは諦めることに。
これらが、今回購入したパンの一部です。

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どこのパン屋さんのものか、ぼくにはさっぱりわかりません。

世田谷パン祭りの会場は、「三宿(みしゅく)」と言う場所。
それにちなんで、多くのパン屋さんが三宿にかけて「三色パン」を販売していました。
その中で、パンの販売エリアに入ってすぐのパン屋で買った三色パンが絶品でした。
クリームチーズと、ベリー系の何かと、何かの三色。
値段はうろおぼえですが、値段は460円くらい。ちょっとお高めでしたが、味、やわらかさともぼく好み。

ちなみに、その日、我が家では朝もパン、昼もパン、夕食もパンと、3食がパンでした。
今日も、地球はカミさんを中心に回っているようです。

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