腸内環境を整える自家製ヨーグルトづくりのススメ
腸内環境を整えるために、ヨーグルトはとても手軽な食べ物です。
10年ほど前は、いただいた種菌に牛乳を足して、室内で1日放置してヨーグルトを作っていました。
放置するだけで作れるヨーグルト生活を数年間続けていたのですが、どういうわけだかうまく固まらなくなってしまったのです。
そんなわけで、仕方なく市販のヨーグルトを買う生活に戻りました。
我が家では毎朝、ヨーグルトを食べる決まり(カミさんがつくった掟)になっています。
しかし、市販のものを毎日だと出費が馬鹿になりません。
インフルエンザの予防に良いと言われているR-1などは、1個120円前後もします。
そのため毎日だとちょっと金銭的につらいため、なかなか手が出ません。
「明治プロビオヨーグルト R-1」だけでなく、「メグミルク 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」も、とても体に良さそうなので非常に気になります。でも、やはり毎日となると値段が…。
R-1ヨーグルトをタネ菌にして自家製ヨーグルトを作れる!?
「体に良いヨーグルトを食べたい。だけど良いヨーグルトを毎日食べるのは出費がかさむ」
「風邪が流行るシーズン前には、R-1で腸内環境を整えておきたい」
そんなことを考えていたある日のこと。
カミさんが、友人からヨーグルトメーカーをいただいてきました。
「牛乳でR-1ヨーグルトが作れるんだよ。私、今これにはまっているの。とってもいいからプレゼントするね♡」
と、ヨーグルトメーカーを気前良くプレゼントしてくれたのです。
それがコレ。
和平フレイズ ソレアード ヨーグルトメーカー SO-161
牛乳パックをそのまま入れて自家製ヨーグルトが作れるヨーグルトメーカーです。
タイマーや温度調整など、何の機能もついていない超シンプルなもの。
スイッチすらなく、コンセントを抜き差しして使うシンプルさ。
おそらくこれ以上シンプルなヨーグルトメーカーはないでしょう・・・。
ところで、ヨーグルトメーカーというものが存在することは知っていましたが、自家製でR-1ヨーグルトを作れるとは夢にも思っていませんでした。
ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作る場合は、専用の種菌を使用する必要があると思い込んでいたのです。
でも、違うんですね。
市販のヨーグルトを種菌にして、自家製ヨーグルトが簡単にできてしまうんですね。
ヨーグルトメーカーを使ってR-1ヨーグルトを作ってみる。
用意するもの
種菌となるヨーグルト
「明治プロビオヨーグルト R-1 砂糖ゼロ」
※できるだけ添加物が少ないものが良いと聞きました。
そんなわけで砂糖ゼロを使用。
牛乳 1リットル
500mリットルでもできますが、ヨーグルト1カップで1リットル分できるので。
成分無調整牛乳を使いました。
牛乳は室温に戻しておきます。
ヨーグルトメーカーによるR-1ヨーグルトの作り方
まず、手をキレイに洗います。できればアルコール消毒も。
手に付いた雑菌がヨーグルトに入らないように、ヨーグルトのカップや牛乳の開き口に手を触れないよう注意しましょう。
1.まずは、R-1ヨーグルトをカップのままスプーンでかき混ぜておきます。
2.牛乳を100mリットルほど飲みます。
(無理に飲まなくもOK。ヨーグルトを入れる分だけ減らすってことです)
3.牛乳パックの中にR-1ヨーグルトを入れ、柄の長いスプーンやマドラーなどで良くかき混ぜます。
牛乳パックを袋止めクリップ等で閉じます。
上から挟めるタイプの方が使いやすい感じがしました。
こういうタイプだとケースに入れた時、フタがしまらない場合もあるのでサイズに注意しましょう。
100円ショップなどでも柄の長いスプーンを売っていますが、1リットルの牛乳パックでは、そこまで届きません。
そこで買ったのが、これです。
ヨーグルトメーカーに入れ電源をオン。8時間ほどしたら完成です!
朝外出する前にコンセントを入れ、夕方帰宅したときに出来上がっていました。
牛乳パックがほんのり温かくなっていましたので、少し冷ましてから冷蔵庫に。
冷やすとより固まります。
「メグミルク 恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」でも試しましたか、うまくできました。
ヨーグルトを牛乳パックでつくる際に、あると便利な道具
出来立ての時は、牛乳パックいっぱいになっていますので普通のスプーンでもすくえます。
でも、減ってくると、スプーンではすくえなくなります。
中身が減るたびな牛乳パックをキッチンバサミで切るのは、面倒ですし、バサミも指にもヨーグルトがついて、あまり愉快ではありません。
やはり柄の長いスプーンは、便利です。
アマゾンのレビューでは、「先端が垂直になっておらず、パックの中のヨーグルトを全部キレイにすくえない」といったものがあり、少し心配でした。
届いたスプーンを見ると、確かに先端がやや湾曲していました。
でも、許容範囲かなと。
完全にパックの中のヨーグルトをすくいきることはできませんが、かなりすくえると思います。
なによりもいいのは、柄が長いこと。
最初にかき混ぜるときと、すくうときに活躍します。
もう一つ活躍する道具が、コレ。
シリコン製のフタです。
サランラップをかぶせてから使うと、フタが汚れにくくてお手入れがラクチンです。
美味しい食べ方
我が家では、杉養蜂園の果汁蜜をかけて食べるのがお気に入りです。
味もいいのですが、さらさらタイプの蜜なので、使いやすいです。
ちなみに、夏はドリンクにして飲みます。
暑い日の「ゆずドリンク」は絶品です。
バナナやキウイフルーツを入れて食べています。
賢いヨーグルトメーカー選び
実際に使ってみて思ったのは、タイマー機能があってもいいかなぁ〜ということ。
温度調整ができて、甘酒やその他のものがつくれるものもあるようですが、そのあたりは好みかも。
うちでヨーグルトしか作らないので、これで十分です。
いろんな機能がついているものよりも、シンプルなものが好きな人が、これで十分だと思います。
※正確には「R-1ヨーグルトを作る」ではなく、「R-1ヨーグルトを種菌にして自家製ヨーグルトを作る」です。
自家製だと製法などが異なるため、市販のR-1とまったく同じ状態にならないそうです。