こぼれたミルクは戻らないが、ミルクでマグカップのヒビは直せる
カミさんのて大のお気に入りの「クマのプーさんのマグカップ」にヒビを入れてしまいました。
洗っているときにに手が滑り、下にあった別のマグカップにあたり、上から下まで見事にヒビが。
完全にヒビが入り、ほんの少し隙間ができてしまいました。
もう少し拡大すると…
完全に隙間ができています。ひどいヒビ我状態です。
これだと漏れてしまいます。
「クマのプーさん展」で購入した限定のマグカップ。
もう二度と手に入れられない逸品です。
カミさんからは猛烈に叱られ、平身低頭で平謝り。
「ごめんなさい」と、涙目になって30回くらい謝りました。
すんでのところで家を追い出されそうになりましたが、それだけは勘弁してもらうことに。
意気消沈、がっくりと肩を落とし、お先真っ暗という表情のカミさん。
なんとかならないものかとネットで調べてみると、なんと牛乳でひび割れを直すという方法を発見。
物は試し。捨てる前に試してみることに。
赤で囲った部分全体にヒビが入ってしまいました。
割れたお皿やマグカップは、牛乳で煮ると修復できる?
国内外で広まっているライフハックの1つとしてけっこう有名みたいです。
一度沸騰させた牛乳の中に、ひび割れたマグカップなどを入れ、30〜1時間くらい弱火でコトコト煮て、あとは冷めるまでそのまま放置。
たった、それだけです。
牛乳のタンパク質が、ひび割れた隙間に入って接着剤の役目を果たすそうです。
そんなわけで、実際に試してみました。
少し力を加えると完全に崩壊しそうな状態だったので、セロテープで補強しました。
輪ゴムを使う人もいるそうですが、耐熱温度を調べてみると80度となっていたのでセロテープにしてみました。
割と大きめのマグカップだったので、大きめのお鍋に牛乳を1.5リットルほど入れました。
沸騰させて弱火で40分煮てみました。
部屋の中にほんのりとミルクの香りが。
なぜ40分にしたかというと、ネットの情報だと、30〜1時間くらいという人が多かったので、間をとって40分としました。
自然に冷めるまで3〜4時間ほど放置。
そして取り出して、洗剤で洗うと…。
ピッタリと隙間が埋まりました。
力を入れて押しても動きません。しっかりとヒビ割れがくっついたようです。
コーヒーを入れて飲んでみましたが、漏れはなし。
ひびが入っていることはわかりますが、使う分にはとりあえず問題なさそうです。
ヒビ割れの隙間がコーヒー色に染まってしまいました。
でもしばらくは大丈夫です。
どれくらいもつか、またレポートします。
とにかく捨てずに済んだのでホッとしました。
こぼれたミルクは取り返しがつきませんが、ヒビが入ったマグカップはミルクでなんとかなるということがわかりました。
※現在、2週間ほど経過しましたが、問題なく使えています。
マグカップのヒビを牛乳で修理して約2ヶ月たってた結果
ほぼ毎日のように使っていますが、ごらんの通り大丈夫です。
コーヒー専用で使用しているため、隙間にコーヒーが染みこみ、茶色い線になっていますが、それ以外な何の支障もなく使えています。
ヒビが目立ってかっこ悪いですが、ヒビが入ったくらいのマグカップなら牛乳で十分に修理可能です。